置き撃ち(置きエイム)とは
エイムを置いておく、など言いますね。
置きエイムとは、敵が来そうな場所に最初から照準を合わせておくことです。
例えば建物の出入り口、例えば階段をしたから上へ、上から下へ、など敵が通りそうな場所にADSをして構えておきます。
どんな武器でもこのテクニックは重要です。
バトロワゲームではやられてしまっては終わりなため、先に敵がいることを感知できたのであれば、この置き撃ち、置きエイムが非常に有効になります。
置きエイムは、敵がいることが足音や銃撃音などでわかっていて、自分の視界が届かない場所から自分の視界の中に敵が入ってくる可能性が高い場合に、敵の動きを予測して先手をとるために使用する、という時に効果的なテクニックです。
決め撃ちという言葉を使う場合もあるようです。
置きエイムの長所
敵が現れた瞬間に先手を取って撃つことができます。
単純ですが、「敵より先に撃つ」はシューターゲームで非常に強い行動です。
これができるかどうかで戦闘の勝敗が大きく変わります。
置きエイムの特徴の1つに先に構えている、という部分があるため、先手が取れる確率が非常に高くなります。
また、待っている際は大抵静止していたり、しゃがんでいたり、伏せていたりするので、銃の反動が少なくなります。
このおかげで、先手が取れるかつ初弾を当てやすくなるため、こちらも勝ちやすくなります。
その他にも、敵の不意をつけるため、敵からの反撃を受けづらい、ヘッドショットを狙いやすい、など撃ち勝ちやすくなる要素がたくさんあるところも置きエイムの長所です。
- 撃ち合いの先手が取れる
- 敵の不意をつける
- 武器の反動を少なくしやすい
- 初弾を当てやすい
- ヘッドショットを狙いやすい
置きエイムの短所
この置きエイムですが、長い時間動かずに1か所にとどまったままエイムを置いておくと、ゲームとしては不利になる可能性があります。
特にリスポーンありのチームデスマッチなどでは、その一人が戦闘に参加していないことになるため、様々な局面で味方が数的不利になっている可能性があります。
バトロワゲームではやられたら終わりなので、不用意に動くことは得策ではないですが、CODやBFでは動かずにいることは単純にマイナスになったりします。
CODやBFでは戦局を見つつ常に動きながら、予測をして敵がいるとわかれば置きエイムをして待ちつつ確実に仕留める、といった行動が必要になります。
スナイパーライフルでもそうですが、1か所にいて撃っているよりも戦局を見ながら自分の射程距離を考えつつ、前線の動きに合わせて前後左右に幅広くポジションを変えたほうが、ゲーム自体は勝ちやすくなります。とは言ってもキルレを気にして芋る気持ちはわからなくもないですが。
また、ずっと同じ方向で構えていて、視界情報だけを頼りにぼんやりしていると、後ろから来た敵にやられたりします。
その他にも、しゃがんだり伏せたりしているので咄嗟に逃げるのが難しく、静止しているので高倍率のスコープを使用しているスナイパーライフルでヘッドショットでやられやすいです。
そのため、できるだけ後方の射線が切れる場所にいる必要があります。
- 長時間動かないとゲーム自体が不利になることがある
- 後ろからやられやすくなる
- 静止している場合、ヘッドショットを受けやすくなる
- 静止している場合、とっさに逃げづらい
置きエイムに重要な「予測と読み」
置きエイムは、あらかじめ敵が来るところに先に構えておくことが重要になります。
そのため、敵がどのように動いてくるのかを予測することが非常に重要です。
この予測することは、置きエイムだけでなく、対人戦のゲームにおいては非常に重要な要素になります。
ただ歩いているだけでも、敵が来そうなところというのは予測できます。
例えば目の前の建物の2階の窓に敵がいるかもしれない、という予測です。
基本的には「かもしれない」の場所を常に意識することが重要になります。
置きエイムは、この「かもしれない」の確率が高い時に有効です。
足音が近づいてきている、銃声がどんどん近づいてきている、違う敵と交戦していた敵が自分方向に逃げようとしている、などがわかっている時に、非常に有効な手段になります。
また、味方が敵にやられた位置も重要になります。その方向やその場所に射線が通る場所に敵が必ずいるからです。
むやみに突っ込まずに、戦場の情報から頭をフル回転させて、敵の位置を予測することが非常に重要になります。