タップ撃ちとは
このタップ撃ちというのは、フルオートの武器を射撃ボタンを押しっぱなしにして使うのではなく、一発、もしくは数発ずつ撃つ方法になります。
FPSゲームでは武器の射撃モードに「フルオート」、「セミオート」、「ボルトアクション」、「バースト」などがあります。
フルオートは、射撃ボタンを押しっぱなしにしていると、そのまま連射して撃てる武器です。
セミオートはクリックしても一発しか発射されないため、連射する場合は射撃ボタンを連打する必要があります。
ボルトアクションは弾を一度撃つとコッキングという動作が入り、それをしないと次弾が撃てない武器になります。
タップ撃ちの利点
フルオートの武器をなぜタップ撃ちするのかというと、反動を抑えるためです。
フルオートの武器は撃ち続けていると反動が大きくなっていきます。
リコイルコントロールが得意な人ならば良いですが、そうでない場合は1マガジンをフルオートで撃つと最後のほうは反動がきつくて全然当たらなかったりします。
また、初弾や最初の数発は反動が少ないことが多く、その反動が少ない期間を上手く利用することによって、反動を抑えた正確な射撃が期待できます。
このあたりはゲームや武器によっても違いますが、武器の反動が大きなゲームではこのタップ撃ちは重要なテクニックになります。
タップ撃ちを使うシチュエーション
基本は反動が大きな武器にて使うことになります。
反動が大きい武器で遠くの敵を狙う際にフルオートでは反動が大きすぎて使い物にならないため、その際の対処法になります。
武器によってはセミオートとフルオートを切り替えられるものもあるため、セミオートにしてタップ撃ちをする、という選択肢もあります。
また倍スコと呼ばれる高倍率のスコープをつけている時にも使用します。
覗いている倍率が高い分、反動も大きく感じます。その際にもタップ撃ちが有効です。
タップ撃ちのやり方
基本は数発撃ったら射撃ボタンを離す、といった感じです。
PCではマウスの左クリックが射撃ボタンですが、この左クリックを押して離してを繰り替えす形です。
ゲームによっては、あまり早くタップすると、反動が残っていて結局フルオートと変わらないぐらい跳ねる、ということもありますので、そのゲームや武器の反動に合わせて、その間隔を調整する形です。
まとめ
一番良いのは高倍率のスコープをアサルトライフルにつけてフルオートで撃って全弾当てる、みたいなプレイなのでしょうが、プロでもそれができれば超一流です。
普通の人にはなかなかに難しいです。
特に反動の大きいゲームの際にはこのテクニックは必須になります。
逆に、反動があまり大きくないゲームはフルオートで連射力の高い武器を如何にコントロールするかのほうが重要で、タップ撃ちよりもリコイルコントロールを練習したほうが良いものもあります。
ただ、遠距離でアサルトライフルを運用する場合にはタップ撃ちは必要になることが多いので、重要なテクニックとして覚えておいて損はないです。
- フルオート武器は連射しつづけると反動が大きくなるためタップ撃ちをする
- クリックを連続することで、フルオートで使うよりも反動を抑えることができる
- 中距離・遠距離で使用する
- 反動が少ないゲームでは重要度は低くなる
- 反動が無い武器ではあまり意味がない