しゃがみとは
大体のFPSゲームではしゃがみ、という動作ができます。
腰を落とす状態になり、武器の反動が小さくなったり、足音が小さくなったりしますが、移動速度は遅くなります。
しゃがんだ状態で撃つことしゃがみ撃ちと言います。。
しゃがみ撃ちは有効なシチュエーションも多く、シューターゲームでは必須のテクニックになります。
利点
しゃがみには多くの利点があります。
物陰に身を隠したり、足音を小さくしたり、銃を撃つ際の反動が小さくなったりなどです。
ヒットボックスが小さくなる
しゃがむことにより、普通に立っている状態よりも自分自身の表面積が狭くなるため、相手からすると当てられる的(ヒットボックス)の大きさが小さくなります。
これは撃ち合いの時に有効になるときがあります。
近距離対面でもこのしゃがみ撃ちをすることによって相手のエイムをずらすこともできます。
特に上手い人ほど初弾からヘッドショットを正確に狙ってくるので、有効な場面が出てきます。
まあ、本当に上手い人はすぐにエイムを合わせてくるのであまり有効ではないときもあるのですが…。
近距離だったり、とっさの遭遇戦で使ってくる人もいますが、しゃがみを入れると横移動は遅くなるので意外と当てられるのですよね。ゲームによっても違いますが。
咄嗟の遭遇戦で突然伏せる人もいますが、知らない人にとっては有効なんですけど、知っている人からすると下を狙うだけなので動かない分当てやすかったりするのですが、それにちょっと使い気がします。
近距離遭遇戦だけでなく、中距離以上でも的を絞りづらくする、という効果もあるため、必須な動作であることは間違いありません。遮蔽物を使って撃ち合いをしている時に、立っている状態で体を出すのを想定してエイムを置いている相手に対して、しゃがみで出る、などです。
しゃがんだり立ったりジャンプしたり、いろんな方法で相手に的を絞らせない、というものの1つとして、シチュエーションにもよりますが、しゃがみは有効なテクニックになります。
隠れられる場所が増える
立っている場合では頭が出てしまう場所でも、しゃがめば相手から射線が切れる場所、というのがFPSゲームではたくさん準備されています。
撃って下がって隠れる、隠れて撃ってまた隠れる、がシューターゲームの基本ですが、その隠れるの選択肢を増やす行動としても、しゃがみは非常に重要です。
相手から射線が切れなければ、回復もできずリロードもできません。いったん相手の様子を窺うこともできず、ただただ撃たれるのみになります。
その際の選択肢を増やせるのがこのしゃがみです。
足音が小さくなる
しゃがみ自体の利点になりますが、
これはゲームによっても違いますが、大体のゲームでしゃがみのほうが足音が小さくなります。
FPSゲームでは音が非常に重要です。
その音の情報を少なくすることができます。
室内戦であいてがすぐそばにいることがわかっている時に、ADSをしてエイムを置きながら、しゃがみでゆっくりと進んでいき敵を見つけた瞬間に撃つ、などのシーンは良くあります。
武器の反動が小さくなる
こちらもゲームによって違う部分はありますが、大体は立っている状態よりもしゃがんでいる状態のほうが武器の反動が小さくなります。
普通に考えたらそうですね。立っている状態よりも踏ん張ることができるので、反動の影響が小さくなる、という現実と同じような概念です。
リコイルコントロールがしやすくなるため、敵に当てやすくなります。
欠点
しゃがみにも欠点があります。
当然ではありますが移動速度が遅くなります。
移動もそうですが、射撃時の遅さもシチュエーションによっては欠点になります。
走るスピードが遅くなる
移動速度は遅くなります。
そのため、全速力で逃げたい時に間違えてしゃがんでしまうと大変なことになります。
有効な手段ではあるのですが、時と場合によっては、といった感じです。
FPSゲームでは視点のみなため、初心者の人はしゃがんでいるのかなんなのかわからなくて全然ついてこない、みたいな人もたまーに見ます。
TPSだと初心者でも間違えることはないですが…。
撃っている時の移動が遅くなる
撃っている時の移動速度が低下します。
そのため、近距離戦でレレレ撃ちをする時にしゃがんでしまうと、左右の動きがゆっくりになり狙いやすくなります。
相手を攪乱するために、近距離戦でも伏せて左右に動く人はいますが、レレレをするのならばしゃがまないほうが被弾率は下がると思います。
近距離戦でもしゃがむのは反動の大きい武器を使っている時が多いですね。
反動の大きい武器はダメージが大きいことも多いので、近距離戦でもある程度の距離があるのならば、しゃがみ撃ちも選択肢に入る、といった感じです。
特に全体的に武器の反動が大きいゲームの場合は、近距離戦でお互いの体が出ていてもしゃがんで撃つことが多かったりします。