レレレ撃ちとは
左右に素早く動きながら敵と撃ち合う動きのことを言います。基本、近距離でお互いに体が出ている撃ち合いの時に使います。
ゲームにもよりますが、ADSをすると移動速度が落ちるため、腰撃ちで行うことが多いです。
武器も移動速度が速い武器が使われることが多いです。
近距離の遭遇戦で少しでも被弾を抑えながら相手に撃ち勝つためのテクニックになります。
レレレ撃ちの由来
赤塚不二夫作品に登場する「レレレのおじさん」というキャラクターがいます。
箒を使って地面を掃いているのですが、上半身と顔は動かさずそのうえで左右に動くという非常に特徴的な動きをしています。
その動きから、左右に動きながら敵を撃つことをレレレ撃ちと言うようです。
スプラトゥーンではカニ歩きなんて呼ばれてましたね。
利点
敵からの被弾が減ります。
特に左右に早く動けるゲームで有効です。
動いている敵に弾を当てるのは難しいので、弾速と敵の移動速度を計算して予測で撃つことになります。
レレレ撃ちは、さらに不規則に左右に動くことでその予測を難しくします。
そのため相手からの被弾を減らすことができ、結果として撃ち勝つ可能性が高くなります。
左右への移動が遅いと当てやすいため、移動速度が落ちない近距離武器(SMGやショットガン)で、ADSをせず腰撃ちで使用することが多いです。
足が止まってしまう武器ではあまり効果が高くないのですが、動かないより動いたほうが相手のエイムをずらす効果が期待できるので、使用する人もいます。
ゲームによってはアサルトライフルでも移動速度が速いため、レレレ撃ちが有効なこともあります。
欠点
動きながら当てるため、自分のエイムもずれやすくなります。
大半のゲームでそうですが、動きながら撃つほうが弾がばらけるので、さらに命中精度が落ちます。
レレレは基本腰撃ちで行いますが、もちろんですが、ADSよりも制御が難しくなります。
ということで、様々な要素から命中精度が下がってしまうのが特徴です。
また、相手の動きとかみ合ってしまうと一瞬でやられます。
エイムが非常に良い人にとっては、左右に動いていてもあまり関係ないため、ヘッドショットですぐにやられてしまう、ということもあります。
相手とのエイム差がある場合はあまり意味をなさないことも多いですが、お互いに体を出して撃ち合う際の可能性を少しでも上げるために、レレレ撃ちをすること自体は悪いことではないので、欠点はありますが必須なテクニックです。
まとめ
基本的に近距離戦ではこのテクニックが役にたつゲームが多いです。
特に移動速度が速いCODやエーペックスレジェンズなどではかなり有効です。
派生でジャンプを入れると強いゲームもありますが、これはゲームによります。
下手にジャンプすると着地までの動きが予測しやすくなり、むしろ当てやすくなる、というゲームもあります。
ジャンプ中に、ストレイフジャンプなどをすることで、相手のエイムを外すなどができるゲームもありますが、高等テクニックになります。
基本は腰撃ちで左右に動くことが多いですが、ゲームによってはADSしても速度が落ちないものがあり、ADSしながらというのも存在します。
とは言っても、大体のゲームではADSで足が止まるので、腰撃ちが基本になります。
この辺りは武器の強さやアタッチメントの強さなどでかなり変わるため、腰撃ちが強すぎると腰撃ちの精度がアップデートで落ちたり、弾数が減らされたり、などします。
どんな環境化でも絶対に強い、というわけではないのですが、FPSの近距離戦闘における必須テクニックの1つになります。
- 左右に早く動くことによって相手のエイムをずらす効果がある
- ADSをするより腰撃ちで撃つほうが有効な場合が多い(ゲームによる)
- 腰撃ちのため命中精度が落ちることがある
- 近距離戦で有効なテクニック