FPSゲームで非常に重要な「敵を見つける」テクニックです。
ここがある程度できるようになると、初心者から抜け出せます。
逆にここがある程度上手くならないとひたすら敵に刈られるだけになるので、操作技術の次に重要かな~と思います。
索敵の重要性
FPSゲームのほとんどは、先に撃てた方が有利です。
特にキルタイムが短いゲームほど、先に撃って初弾を当てたほうが撃ち勝ちやすくなります。
先に撃つにはどうすればよいかと考えるたとき、一番簡単なのは先に見つけることです。
相手が自分を見つける前に、自分が相手を見つければ先に撃てます。
その際に、敵が後ろを向いていて、かつ、自分のほうが高い場所にいるのがベストですね。
そこまで理想的なことはほとんどないですが、自分が不利ポジションにいるときも索敵は非常に重要で、先に敵を見つければ相手に見つからないように隠れながら、不利でないポジションまで移動することができます。
単純に先に見つけるだけでなく、有利不利を考えて次の行動を決めるのが需要です。
バトルロイヤルゲームを野良でやっていると、敵を見つけると反射的に撃ってしまう人がいるのですが、よほどエイムに自信があるのでなければ、自分のほうが不利な位置にいるときに自分から戦いを仕掛けるのはマイナスでしかないです。
がけ下にいてこちらが不利なシチュエーションの時、敵がこちらに気づいていないのに撃ち始めてやられてしまう人を結構見るので、自分と相手の位置関係から有利不利を判断して戦うかどうかを決めると、多少成績が上がるかもですね。
自分が先に撃てるシチュエーションを作ること、自分が一方的に撃たれる不利なシチュエーションを作らないこと、のために索敵は非常に重要なテクニックになります。
視覚での索敵
基本ですが「良く見る」ことが重要です。
狭いマップの際には、自分のリスポーン地点と敵のリスポーン地点から、敵の通る場所を予測します。
だいたいルートは決まってしまうので、予測はそんなに難しいことではありません。
バトルフィールドのようなそこそこ広さのあるマップや、PUBGのようなバトルロイヤルの広大なマップの場合は、遠くで動く敵影を見逃さないことが重要ですが、これには慣れが必要です。
特にバトルロイヤルのゲームは敵が遠いため最初は非常に難しいです。
また、遠距離では高倍率のスコープで狙い、近距離では芋るというバトルロイヤルでは有効な行動がありますが、それに体躯さするため近くと遠くの両方を意識する必要があります。
バトルロイヤルではさらに戦っている時に横から入って漁夫の利を狙いに来る相手がいるので、それも頭に入れつつ戦わなければならず、かなり忙しくなります。
できるだけ早く敵を視野に入れて、敵の動きを確認しつつどの方向に向かったかなどの情報を頭に入れておくと、その後の展開が楽になります。
撃つときは視野の中心に敵を捕らえて、一点を見て撃つことになりますが、広い範囲の敵を索敵するときは、車の運転をする時のように全体をぼんやり見る感じです。
そうすると、遠くの木の後ろですっと動く敵や、岩から出てくる敵や、部屋の窓に映る敵に気づくようになります。
全体をぼんやり見ているようで、経験則でなんとなくいるであろう場所がわかるようになり、無意識で集中して見ているのかもです。
後述しますがディスプレイも重要になります。
音での索敵
音での索敵は近距離から数十メートルは足音やリロード音など、それ以上の距離では銃声になります。
武器の持ち替え音、リロード音、段差をよじ登る音、ADS時に出る音など、ゲームによって多少変わりますが、近距離では聞こえるゲームが多いため、それらを集中して聴いている必要があります。
特に重要なのが足音です。
足音は単純にどの方向に敵がいるのかがわかるのと、高低差や進む方向などが、相手が移動している場合継続して取得できる非常に有用な情報になります。
バトルロイヤルゲームでは、安全地帯が狭くなってくると一つの建物に複数チームが同居することがありますが、そういった距離感の際には音で場所がすぐにわかります。
音の注意点としては、味方の音も普通に聞こえてくるので、その判別が必要になります。
味方の位置をきちんと把握しておくことは音以外の面でも重要です。味方とうまく連携をとったり、一人の敵をフォーカスしたり、不利になった味方をカバーしたりと、どこに味方がいるかを把握していないとできない行動が多いです。
それがわかっていれば、味方の音を誤解することもなくなり、敵の音を聞き逃したり気のせいだと思う確率を減らせます。
ミニマップやキルログでの索敵
ミニマップのような、自分の視界以外の情報や、ゲーム内のスキルで索敵をすることもできます。
ミニマップには発砲している敵が赤点で映ったり、視覚だったとしても自分の前方の限定された範囲内に敵が入るとミニマップに映る、など様々な効果があるゲームもあります。
この辺りはゲームによって変わります。味方しか映らないゲームもあったりします。
また、キルログも重要な要素です。
銃声、味方の位置と味方がやられた場所とそのキルログは敵の位置予測に非常に重要になります。
キルログには武器も出ているゲームが多いです。上手い人は大体キルログをちゃんと把握していますね。
デバイスの性能
デバイスの性能は結構重要です。
特にPC版では144hzのディスプレイに144fpsが出るスペックのPCがあるだけで有利になります。
また音に関してはスピーカーは論外でして、ヘッドホン・イヤホン着用が最低限になります。
ディスプレイ
ディスプレイは非常に重要です。
特にPC版では144hzのディスプレイは必須レベルです。
ある程度ゲームに慣れた状態で、60FPSと144FPSで試してみたことがあるのですが、キルレがかなり変わります。
CODBO4で同じ武器・同じカスタムでマップ等も同じもので10試合ずつぐらいで試したのですが、144でキルレ2.5、60だと1.5ぐらいでした。
表現が難しいのですが、一瞬ちらっと見える敵を見逃しづらくなるのです。また、いないだろうと思ってぼんやり音を聞かずに走っていて、出会い頭に敵に出会ったときの反応速度なども早くなります。
60だとそういったものを見逃すことが多く、敵との撃ち合いがワンテンポ遅くなったり、仕留めそこなったりが増えます。
PCでシューターゲームをプレイするようになって、144hzのディスプレイでだいたい160FPSぐらいの環境にしたのですが、それに慣れてしまったらスイッチなどでゲームをやると映像が飛び飛びに見えてしまってすごく目が疲れるようになってしまいました。
6OFPSならばそこまで気にならないですが、60を大きく下回るともう対人戦のシューターゲームは難しいですね。
サウンドデバイス
音に関しては人それぞれなところが非常に大きいのですが、最低ラインとしてヘッドホン、イヤホンは必須です。
ゲーミングデバイスでも音楽用でも自分に合ったものを使うのが良いです。
音楽用でも、リスニング用ではなくモニター用のヘッドホンは、音の分離が良く足音や環境音など見分けやすく選択肢に入れるのもありです。
スピーカーでプレイすると銃声の位置すらイマイチ良くわからないので、まともにプレイできないです。
音楽リスニング用でもFPSで使いやすい音の分離が良いものもあります。
五千円も出せばまあ使えるものが買えます。後は好みです。
外付けのサウンドデバイスや、内蔵サウンドカードなどをつけるのもありです。
まとめ
索敵に関しては動体視力や聴覚など、個人の能力にもある程度依存するため難しい部分があります。
また、慣れや経験がものをいう部分も大きいです。
慣れてくるといそうな場所を無意識で注意できるようになり、索敵も早く正確にできるようになります。
デバイスに関しては粗悪なものを使わなければ最初は大丈夫です。
高いデバイスだからと言って良いわけではないですが、自分に合った良いものを見つけると劇的に変わることがあります。
良さそうなデバイスを試すことも選択肢の1つになりますが、お金がかかるのが辛いところです。