グラボとは
グラボとはグラフィックボードの略です。グラフィックボードは「Graphics processing unit」のことで、GPUと略されたり、ビデオカードと呼ばれたりします。実際はGPUがボードに載っているので、細かーくいうとあれなんですけど、めんどくさいので同じようなものだと思ってもらって大丈夫です。
主に3Dグラフィクスの描画に使われていたのですが、最近では機械学習や将棋のAI、仮想通貨のマイニングなど、様々な用途に使われるようになりました。
元々CPUにもグラフィクスを描画する機能はついているのですが、グラフィクスを表示するための計算に特化した形で別のボードに出したのがグラボです。
GPUは、単純な計算を大量にするためにコア数を数千など、多く積みます。それで一気にグラフィクス用の計算をすることで、描画を速く正確に行えるようになります。
ゲームにおけるグラボの重要性
FPSなどの3Dグラフィクスゲームをプレイする場合、このグラフィックボードが非常に重要になります。
対戦ゲームの場合は、勝負に直結してしまう有利不利が出ることもあるので、そのゲームの奨励環境ぐらいのグラボは必須といっても良いでしょう。
とりあえずゲームが動くだけでよいならば、ゲームがしているする必要環境ぐらいでも大丈夫です。
グラボとフレームレート
グラボが直結するのがフレームレート(FPS)です。シューターのほうのFPSと紛らわしいですが、こちらのFPSはframe per secondのことです。
映像表現において、1秒間に使用するフレーム数(コマ数)のことになります。
フレームレートに重要なのが、ディスプレイの性能(リフレッシュレート)と、このグラフィックボードの性能です。
グラフィックボードが良くないと、フレームレートが出ません。
フレームレートが高いほうが対戦ゲームで、特にシューターゲームで有利です。
だいたいフレームレートが144出すのが1つの目安になります。
コンシューマー機のPS4などは60FPSなのですが、PCではパーツの性能とゲーム内のグラフィック設定で144ぐらいは簡単です。良いPCならば200以上でも問題ないです。
このフレームレートがあまり気にならないという人もいますが、人によってはキルレが全然変わってしまうぐらい、フレームレートが高いほうが有利になるので、PCの人は一度良いグラフィックボードを積んでみるというのもありです。