アップピッキングとは
アップピッキングとは、ピックを使って下から上に弾く奏法です。
タブ譜などでは「V」という記号で表します。
逆に上から下にピッキングすることをダウンピッキングといいます。譜面では「⊓」です。
ダウンピッキングとアップピッキングを交互に行う奏法をオルタネイト・ピッキングと言います。
アップピッキングのコツ
ピッキング自体は手首に力を入れるというよりも、腕のストロークが重要です。
手首はリラックスさせて、肘から先を上下させつつ、その反動を上手く手首に伝える感じです。
ひじから先の動きは自分のほうに引くような意識になります。
アップピッキングだけを考えると上手くいかないので、ダウンピッキングと合わせた動きとして練習したほうが上手くいきます。
振り下ろした力を戻す感じです。
このダウンとアップが上手くできるようになると、腕の動きは一定で上下しているだけですが、弦にピックを当てるか当てないか（空ピッキング）で、様々なリズムを表現できるようになります。
このアップピッキングを空ピッキングにする技術はピッキングでは重要になるので、練習しておくと良いです。
