アルペジオとは
和音を1音ずつ弾く奏法です。
通常は同時に複数鳴らすので和音なのですが、これはその構成音を1音ずつ弾くというのが特徴です。
イタリア語のArpeggioから来ています。
細かく言うとアルペジオは低いほうから高いほうに弾くことを言うようなのですが、日本では単音で弾いていればそれでアルペジオと呼びます。
ギターでもよくある奏法です。複数の弦を同時にならすのではなく、1つずつ弦をはじいていきます。
基本は左手でコードの形を抑えておき、複数本の指、もしくはピックで1弦ずつ弾くという奏法です。
連続的な音のつながりが和音として鳴らす時とはまた別の雰囲気を醸し出しつつも、コード感を損なわない演奏になります。
ただのアルペジオ
アルペジオで思い出すのが「ビッグブリッヂの死闘」です。FF5の超有名曲です。
大人気な曲ですが、作曲家自身が「ただのアルペジオの連続なのに」と発言したことがあります。
自分にとってはこの曲よりもこの言葉のほうが印象的でして、アルペジオといったらこの曲を思い出します。
これは個人の感想ですが、自分の中で「ビッグブリッジの死闘」はアルペジオが終わった後のメロディー部分が人々の琴線に触れるんじゃないかなと思ったりしてます。
ゲームの中でかなり印象的なキャラクターであるギルガメッシュが出るシーンでもありましたし。フィールドマップから橋に入ると、このBGMに変わる演出はなんだかとても印象に残っています。