バトルロイヤルゲームが出てきて広がった不正行為の1つです。
通常バトルロイヤルゲームのソロモードには味方はいません。全員が敵です。
実際は敵なのに強力して戦い、他の人の優位に立つことをバトルロイヤルゲームではチーミングと呼びます。
大体のバトルロイヤルゲームで不正行為になります。
チーミングとは
通常バトルロイヤルゲームのソロは全員が敵なため、複数人で一緒に行動することはありません。その敵にやられてしまうからです。
それをせずに複数で強力して戦う行為をチーミングと言います。
目的としては順位が上の方がポイントが多くもらえるなど、ゲーム内でのボーナス獲得などに対して、普通にプレイするよりも有利だからです。
また、ゲーム内のリザルトに応じてバッジがもらえたりするのですが、ダメージを○○以上などのバッジをアンロックするためにチーミングをしたり、などもあるようです。
ほとんどの人は1人で行動しているわけで、複数人との撃ち合いは想定していません。
突然フォーカスを合わせて三人から同時に撃たれたりするので、実力差が無ければ切り抜けるのはほぼ不可能です。フォートナイトでは良く出会いました。
最近ではエーペックスレジェンズのソロモードでかなり話題になっていましたね。
ゲームが面白いと、そのゲームのトロフィーなどが欲しくなり、不正行為を働く人も増えていきます。
チート行為はお金もかかるしある程度知識が必要なため、ハードルもそこそこ高いですが、チーミングはある意味だれでもやろうと思えばできてしまうので、流行るとチート以上に増える印象があります。
チーミングに対する各ゲームの取り組み
基本は通報してBAN(アカウント凍結)ですが、フォートナイトでは検知するシステムを作るなど、様々な対策が取られています。
フォートナイトはオンラインワールドカップでチーミングがあり、ワールドカップの出場権をはく奪された選手がいました。
フォートナイトのワールドカップは限られたトッププレイヤーしか出られず、参加する人数は通常マッチよりも著しく少ない状況でした。そのため、同時にマッチ開始をクリックし同マッチ内に入ることが容易でした。それを悪用しソロモードなのにゲーム内で協力するという行為をしていたようです。
チーターもそうなのですが、この行為もバトルロイヤルゲームを壊してしまいます。
普通にプレイする人にとってはチーターと変わらないため、そのゲーム内で対処する方法はありません。
通報機能があるゲームで通報するぐらいです。
となると、そのゲームをプレイしないというのが一番の対策になり、プレイ人口が減っていくことになります。
検知システムなどが上手く機能してくれると良いですが、最近では通常マッチでも人が減っているバトルロイヤルゲームが多いので、なかなかに難しいかな、という感じもします。
人の欲望というのはめんどくさいものだな、と思います。