キャンプとは
キャンプとは、FPSにてマップの特定の場所に居座り相手を待ち続けることです。
隠れて待っているだけのものもキャンプという時がありますし、マップの重要拠点をアイテムやスキルで塞いでしまうものもキャンプと言ったり、ある程度幅広く使われているようです。
キャンプについては、「覆す手段がない」というのが多分一番の問題でして、多少の有利不利はあっても、ゲーム内の要素でなんとかできるのならば特に文句は出ないと思うのですよね。
この「覆す手段のないキャンプ」をされると、ゲームが壊れてしまうことがあります。
ただ、キャンパーを生む一番の理由はマップのレベルデザインにあるので、キャンプできないマップを作るほうが重要かなと思います。
似たような言葉に芋という言葉もありますが、いろんな人がいろんなことを言っているので意味が曖昧になっている部分があります。
相手が正当なプレイだったとしても、やられた腹いせに芋とかキャンプとか言ってバカにする、ということもあるので、中々に難しい問題でもあります。
キャンプの問題点
一番の問題点はそのゲームを普通にプレイできなくなることです。キャンパーがいるマッチングはそれだけで終わってしまうのです。何をやっても覆せないわけです。
youtubeなどで検索すると、CODなどでのキャンプ動画は結構出てきます。
マップ内の重要な場所で、狭く、出入り口が限定される部屋などで、遮蔽物を置き、敵を待ち伏せしつつキルを重ねていきます。キルストリークなどでセントリーガンなどを配置し、それを利用してさらにキルを重ねます。
グレネードを無効化できるようなものも置いておけるとさらに強いですね。
こうなると何をしても勝てなくなります。どうしてもそこを通らないといけないのですが、通れないわけで、マッチの勝利条件をどうやっても満たせなくなります。野良の場合は対策の立てようもなく、個別に突っ込んでやられて終わりになります。
基本はこういうことができないようにマップを作ります。キャンパーが全ての方向を管理するのは不可能なデザインにしたり、窓から狙えたり、その場所を通らなくてもマップの奥に行けたり、などなど。
戦術と言ってしまえばそれまでですが、これはマップのデザインが良くないわけで、ユーザー側ではどうしようもありません。そのため、コミュニティによっては自主的に禁止したり、運営側がキャンプを禁止してBAN対象にするなどありますが…。ゲーム内で誰でもやろうと思えばできて、チートでもないので、結局はやる人はいなくならない、というのが良くあることになります。
マップの有利不利は仕方ないのですが、それを覆す手段がないというのが多分問題でして。
やられる側のチームになると、人がどんどん抜けていって、そして誰もいなくなった、というマッチが出てきたりします。普通のユーザーにとってもゲーム側にとっても不幸なことになりますが、そういうことができないマップにすることが重要で、ユーザーにはちょっとどうしようもないかな、と思います。