過疎ってるとは
元々は過疎という名詞で、人が少ないことなどを指していたが、それらが動詞化したもの。
過疎ってる、過疎る、などで使われる。
元々は地方での急激な人口減少が原因で地域社会の機能低下が低下し、生活水準が下がっていく現象を「過疎化」と呼び、数十年前から社会科の授業で出てくる言葉だった。
ネット用語としては、人が集まるインターネットサービスやオンラインゲームなどでも使われるようになり、単純にアクティブなユーザーがいなくなることを過疎ってると表現するようになった。
過疎ってしまったゲームは最終的にはサービス終了に追い込まれることが多い。
オンラインゲームの場合は、人数が少なくなってもbotを導入することでゲーム自体はプレイできるというものもある。
地域ごとでユーザーの数が大きく違う場合は、通信速度の遅い遠隔地のサーバーに飛ばされるなど、ゲーム自体を続けることができるものはあるが、本来のゲーム体験はできないことが多い。
定期的に必要な人数が集まることができればサービスやゲームとして成立するものに関しては、ユーザー数が少なくなっても細く長くサービスが続くものもある。一定のコミュニティが形成され、ゲーム内にユーザーがサーバーを立てられるゲームなどは、コアなファンが残り続けることも多い。
人が多くても企業側での収益が成り立たなければサービスは終了してしまうため、一概にユーザー数のみで決まるわけではないが、サービスが終了するわかりやすい原因の一つではある。