オーバードライブとは
オーバードライブとは、真空管アンプで許容範囲以上で使う(過負荷をかける)ことで音がひずむのですが、その歪みの音自体をオーバードライブと呼ぶようになりました。
その歪みを再現したエフェクターの種類としてもオーバードライブという名称が使われます。
overdriveという言葉自体は、過剰に負荷をかける、とか酷使するとかの意味になります。
ロックで使われる最も基本的なギター音色の1つです。
現状のアンプでは、きちんとコントロールされたオーバードライブ機能がついたものが一般的です。
真空管アンプでの歪みを再現しているからか、ディストーションやファズに比べると、機械的ではない暖かみのあるサウンドになることが多いです。
オーバードライブの特色と使われ方
オーバードライブはロックでは基本なの、いろんな人が使っています。
クランチサウンドよりはひずんでいますが、ディストーションよりも暖かく丸い印象の歪みです。
中音域の伸びやかな音を出すと心地よいです。
大体アンプでなんとかなりますが、コンパクトエフェクターも一つは持っておいて損はないです。
オーバードライブはBOSSのBD-2、OD-3、OD-1とか、IbanezのTS9 Tubescreamerとかなんか他にも覚えてないぐらい色々触りましたが、自分が一番好きだったのはMAD PROFESSORのSweet Honey Overdrive Factoryというオーバードライブでした。
オーバードライブは設定によって様々な音に対応できます。
温かみのある分厚い音を作ることもできれば、高音を利かせた尖ったサウンドを作ることもできます。その上で、アンプで作ったような自然な歪みになるため、ディストーションのように固くせずに、それでも激しくしたいという時に、オーバードライブの設定で対応することができます。
また、コンパクトエフェクターで音を作る場合は、オーバードライブを複数つなげるなんてことも多いです。自分が欲しいサウンドを作るために色々と試してみると良いでしょう。