歪み(ひずみ)とは【ギター用語集】

ギター音楽

歪みとは

歪み(ひずみ)とは、ギターの音色の1つで、大まかにオーバードライブ・ディストーション・ファズのことを言います。

ノイズっぽいひずんだ音ですが、人間が聴いて心地よいレベルでおさまっている音でもあります。

歪みという感じは「ゆがみ」とも読みますが、音響的な時に使う歪みは「ひずみ」と読みます。

オーバードライブ

元々真空管アンプをオーバードライブ(過負荷をかける)させることで出していた歪みのことを、そのままオーバードライブと呼ぶようになりました。

その後、オーバードライブが機能として最初からついているアンプや、アンプに依存せずにエフェクターで音を再現するものとしてのオーバードライブが登場します。

ディストーション

ディストーションは、オーバードライブよりもさらに歪みを強めたエフェクターのことを言います。

オーバードライブよりも硬質でとげとげしく、冷たい無機質な歪みになります。

ファズ

ファズfuzzはもともと「けばだたせる」などの意味で、ディストーションよりもさらにとげとげしい粗野な音になります。割れたような、爆発を起こしたかのような激しいサウンドが特徴です。

ただし、ファズとディストーションの違いはちょっと曖昧でして、有名なBIG MUFFもファズとする人もいれば、公式のサイトにはディストーションサウンドと書いてあったり、結構曖昧です。

ファズ自体は古く、アンプの歪み以上にひずませたい60年代のロックバンドに好まれたエフェクターです。

タイトルとURLをコピーしました