爆破ルールとは
CS:GOやヴァロラントでお馴染みのルールです。
CODでも似たようなものでサーチアンドデストロイ(SEARCH & DESTROY、S&Dとか略される)というのがあります。
攻撃側と防御側に分かれて攻撃側は爆弾を設置して一定時間後に爆発させるか敵を全滅させれば勝ち、防御側はスパイクを設置されずに全員を倒すか、スパイクを設置させずに時間切れにさせるか、設置されても解除すれば勝ちになります。
攻撃側が一人だけしか残っておらず防御側は全員生きていても、爆弾を設置して爆破できれば攻撃側の勝ちです。まあ、そんなシチュエーションはほとんどないんですけど。
競技性の高い調整がされていることが多く、eスポーツとして人気のルールです。
世界的に人気のあるルールで、日本でも爆破ルールのゲームをプレイしている人は多かったのですが、2020年にリリースされたVALORANT(ヴァロラント)が日本でも大きな人気を獲得していて、日本のFPSプレイヤーの間でも一気にメジャーになった感じがあります。
一般的な爆破ルールについて
ゲームによって細部は違いますが、大体こんな感じという爆破ルールです。
基本的な流れ
攻撃側と防御側に分かれて、ラウンドでの勝利数を積み上げていくゲームです。
何ラウンド取ると勝ちかはゲームによってまちまちですが、基本は奇数(5ラウンド先取、13マッチ先取など)になります。
必要勝利数の半分マイナス1試合で大体攻守が交代になります(5ラウンド先取なら2ラウンドやったら攻守交替)。
各種マップで、攻撃側と防御側に分かれるため、スタート地点も別になります。
マップは非対称なことが多く、マップによって攻撃・防御で有利不利が生じます。
爆弾を設置できるエリアはマップ内の限られた場所で、大体のマップで少なくとも2カ所は準備されています。その2カ所の範囲内ならば、どちらに設置しても良いです。
爆弾自体は1つで、攻撃側のプレイヤーが一人持つことができます。爆弾を持っているプレイヤーのみが設置できます。爆弾を持っているプレイヤーがデスすると、その場に爆弾をドロップします。他のプレイヤーが再度それを取得することができます。
爆弾は任意で手放すことができます。敵プレイヤーは爆弾を保持することはできません。
防御側のプレイヤーがスパイクに関与できるのは設置されたスパイクを解除するときのみになります。
爆弾の設置は瞬時ではなく、一定の時間がかかります。
爆弾は設置後一定時間で爆発します。爆発した時点で攻撃側の勝利です。爆発の範囲内に入ると、攻撃側のプレイヤーもデス扱いになることが多いです。スパイクの爆発で全滅しても攻撃側の勝ちになります。
防御側は、爆弾を設置されても解除することができます。解除には設置と同じく一定時間が必要です。
攻撃側は爆弾を設置して爆発させるか、敵を全員倒したら勝ちです。
防衛側は爆弾を設置される前に攻撃側を全員倒すか、設置された爆弾を解除するか、爆弾を設置されずに時間切れにすると勝ちになります。
ラウンド中の復活は基本ありません。倒されたら終わりで、次のラウンドまで味方のプレイを観戦することになります。
武器やアイテムの購入
武器な投げ物は、ラウンド前の購入フェイズで取得します。
決められたクレジットが存在し、そのクレジット内でのみ購入できます。
初期ラウンドは少量のクレジットのみが与えられ、ハンドガンなどの弱い武器での戦いになります。(ピストルラウンドと呼んだりします)
ラウンドが終了すると、その結果に応じてクレジットが取得できます。勝ったほうが多くもらえます。爆弾設置やキル・アシストに追加クレジットがつくゲームもあります。
金額は武器によって違います。高い武器ほど基本は性能が良いものになります。
負けがこむと金銭的に苦しくなります。そのため、購入を節約する「エコラウンド」で戦い、次のラウンドで武器を購入できるようにするなどの作戦もあります。
デスしたプレイヤーはたいてい武器をその場に落とし、次のラウンドに引き継ぐことができなくなります。
落とした武器は敵味方とわず拾うことができます。エコラウンドで敵の武器を奪って勝てると、クレジット的に有利になります。