エンカウントとは【ゲーム用語集】

ゲーム

エンカウントとは

ゲームにおいてのエンカウントとはRPGなどでプレイ中に敵と遭遇して戦闘に切り替わることです。

エンカウントにも種類があり、フィールドなどを移動している時にランダムで遭遇する場合を「ランダムエンカウント」、敵がフィールド上に見えていて、敵オブジェクトに触れると戦闘になるものを「シンボルエンカウント」と呼びます。

ドラクエ3はランダムエンカウントで、ドラクエ8はシンボルエンカウントでした。

ランダムエンカウントの場合はプレイヤーの意思に関係なく敵と遭遇します。フィールドを歩いていると突然敵との戦闘になります。エンカウントする確率をエンカウント率と言います。

エンカウント率はゲーム側で設定されています。プレイする側からすると、平均歩数などで表現するしかない部分が多いですが、内部的には複雑なロジックで確率が決められていることが多いです。

エンカウント率が高いとゲームにてストレスを感じやすく、あまりに酷いとクソゲー的な要素の1つになったりします。

シンボルエンカウントは敵がフィールド上に見えている状態です。プレイヤー側に戦闘するかどうかの判断がゆだねられています。

ただ、ゲームによっては敵がプレイヤーに近づくと猛スピードで追ってくるなど、回避不可能になっているものもあります。また、ゲームの進行上必ず戦わなければならないような敵は一になっていくこともあります。

英語のencounterからで意味は遭遇などですが、そこからの和製英語のようです。

アクションRPGのような戦闘と移動がわかれていないゲームの場合は、エンカウントの概念がなく戦闘になります。

黄金の爪とエンカウント率

エンカウント率といって思い出す有名なのは黄金の爪でしょうか。

ピラミッドの地下で黄金の爪を手に入れると、ピラミッド内でのエンカウント率が上昇してしまう、というやつでした。

見つけるのもめんどくさいアイテムで、自分は気づかずにスルーしてクリアした記憶があります。ゲーム内でこのアイテムについて言及するキャラクターはいなく、床をしらみつぶしにすべて探すなどが必要でした。後から人づてに聞いて見つけた記憶があります。

呪いの演出をエンカウント率で表現したわけですが、昔のゲームはこういうのが多かった気がします。

床をしらみつぶしに探す、なども、昔のゲームなら当たり前でしたが、近年のゲームではそんなことしたら苦情が来そうですね~。最近は親切なゲームが増えた気がしますが、他にやらなければいけないことがたくさんあるのにゲームでも苦しむなんてめんどくさいという、現代ならではのニーズに答えた形なのかなと思います。

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