アウトコースとは
ストライクゾーンのバッターから遠い側を言います。
アウトコースのストレートのように使います。外角、アウトサイドなどとも言います。アウトコースは和製英語で、英語ではoutside pitchと表記されるようです。
ストライクゾーンはよく旧分割されますが、そのバッターから遠い側の端3つを指します。
アウトコースの高めをアウトハイ(あまり使わないですが)、アウトコース低めをアウトローと言います。
反対にバッターの体に近い側をインコースと言います。
アウトコースはバッターの体から遠いため打つのが難しい球の1つです。
また、アウトコースのストライクゾーンからボールになる変化球で空振りを狙いに行くような配球をしたりします。
特にアウトコースの低めが撃ちづらく、野村克也氏は著作などで繰り返しアウトコース低めにコントロールすることの大切さを説いています。
日本の審判とMLBや国際審判では微妙にストライクゾーンに違いがあり、一般的に海外の審判はアウトコースを広めにストライクにしてくれる傾向にあります。
ただ、この辺りは日本でも審判員によって微妙な際はあるため、なんとなくそんな傾向ぐらいな感じです。
MLBではクエステック・システムという審判に対する評価システムがあるため、最近では規定に近いストライクゾーンになりつつあるらしいですが、この辺りは統計を見てみないとなんとなも言えないかと思います。