ビーンボールとは【野球用語集】

スポーツ野球

ビーンボールとは

ビーンボール(Bean ball)とは、打者の頭を狙った投球のことです。日本では危険球とも言います。明確に反則です。

一部例外はありますが、当てたピッチャーは基本退場になります(警告のみの場合もある)。

beanとは豆の意味ですが、口語的な表現では頭という意味があり、そこから来ているようです。

非常に危険な行為です。硬球を触ったことがある方はわかると思いますが、硬球は非常に硬いです。あの硬さのものが140km超のスピードで頭にあたるわけで、その危険さがわからない人はいないでしょう。

そうはいっても、人間は熱くなってしまうと我を忘れるもので、ぶつけてやろうという意図で投げる、もしくはそういった指示をする、なんてことが出てきまてしまいます。いくらきれいごとを言っていても人間とはそういうもので、業の深さを感じます。

なので、厳しい規定が設けられており、故意かどうかは別として、頭に当てたら基本は即退場です。

フェイスガード付きヘルメット

元々、バッターの片方に耳当てが付いたヘルメット自体の着用は義務付けられていますが、近年ではフェイスガード付きヘルメットの着用も可能になり、NPBでも見る機会が増えています。

フェイスガード付きヘルメットとは耳当てを顎付近まで伸ばしたような形のものです。ピッチャーに向けている側の顔のほとんどをガードすることができます。

正式に認められたのが2018年からで、その後数年で非常に多くなりました。

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