ピヨるとは
もともとはストリートファイターⅡ(ストⅡ)(もしくは同じカプコンのFinal Fight)で、短時間で多くのダメージを受けた時に発生する気絶状態のことを言います。
気絶時、ヒヨコが頭上をくるくる回るエフェクトとその時の効果音が原因で、そのままピヨるという言葉ができました。
同時自然発生的だったのか、何か雑誌とかに載っていたのかとか、マニュアルに載っていたのかとかは、自分では調べられていませんが、当時、特に意識せずにみんなピヨったと使っていましたね。
エフェクト自体はヒヨコだけでなく、星やどくろなどもあったのですが、通称として残ったのはピヨるという言葉だけでした。
スラングとして定着したため、別のゲームでもスタン状態のものを総じてピヨると言ったり、それをもじったキャラクターが出てきたりと、ゲーム用語としては広く共有された言葉になっています。
もともと、古い漫画やアニメーションなどでも、星などが頭の上をくるくる回るエフェクトで、くらくらしている状態や混乱している状態を表すことは多々あり、古典的な表現方法の1つでもありますが、それが大ヒットしたゲームと重なってスラングになった、というのが多分広まった経緯なのだろうと思います。