RTA(Real Time Attack)とは
RTAとはプレイ時間外も含めたクリアするまでの実時間を競うプレイスタイルのことです。
ゲームの遊び方は様々あります。ただクリアだけでなく、いろんなやりこみができますが、ある意味個人の自由です。
そんな中での1つの遊び方の1つがRTAです。
類似のものでTA(タイムアタック)というものがあります。TAはゲーム内で時間計測をするものに対してですが、RTAは実時間を計測します。公的機関などが決めているわけではないので、この辺りの定義は難しいのですが…。
遊び方はそれぞれ自由なため、各コミュニティや各ゲームごとで細かいレギュレーションが存在したりします。例えばバグ利用禁止や制限なしの「any%」などです。
近年では動画配信サイトなどでも注目されることが多く、Twitchのタグなどではスピードランなどがあります。
有名なRTAイベント
RTA in Japan
ここ数年でかなり大規模になってきた日本のイベントで「RTA in Japan」というものがあります。
2020には『一般社団法人RTA in Japan』が運営しています。
RTAの魅力
RTAはプレイする人達も楽しんでプレイしてるのが伝わってくるのですが、見ているほうも楽しいです。
ゲームでも何でもそうですが、1つのことを極めたものを見るのは面白いですね。
試行錯誤の結果、普通だったら思いもよらない方法が編み出されていたりします。
一例ですが、内藤九段将棋秘伝のRTAは本当に面白いです。
1985年8月にセタが発売したファミリーコンピュータ用ソフトなのですが、平手・プレイヤー先手という条件だと、必ず15手で詰ませる手順が存在します。
この15手の手順を、コントローラーで素早く入力することによるタイムを競う、というRTAがあります。
将棋自体は何の関係もなく、正確にコマを動かすためのキー操作に全てがかかっているという、よくこんなこと考えついたな~という、発想の勝利的なRTAです。
Twitchで大会が開かれる時などは、少しマニアックですが、かなり面白いです。