サイクルヒットとは【野球用語集】

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サイクルヒットとは

サイクルヒットは、一人のバッターが一試合で、シングルヒット、ツーベースヒット、スリーベースヒット、ホームランの四種類の安打を打つことです。

サイクルヒットは和製英語で、英語ではhitting for the cycleとかhit for cycleと表記されます。

NPBでは2021年までに、70人が延べ75回達成しています。ノーヒットノーランは完全試合15人を含む82人が93回なので、ノーヒットノーランより少ないんですね~。

英語のwikiには、単打からホームランまで、順番通りに打った場合をnatural cycleと言い、逆にホームランから単打へ順番に打って達成した場合をReverse cyclesと書いてありましたが、日本ではあまり聞かないです(達成数か少ないので聞かないだけかも)。

サイクルヒット達成の最難関とされるのが三塁打です。

三塁打が難しいというのは数字にも出てまして、2020年のNPBセリーグ6チーム合計の三塁打は「95本」、本塁打は「674本」です。この数字からも、三塁打がいかに難しいかが良くわかると思います。

そのため、NPBの達成者を見ると、ある程度走れる選手が達成しやすい傾向が見えます。もちろん長打力がある選手も多いのですが、それプラスある程度走れる、という選手が多い気がします。

2020年までで、日本での記録は全てレギュラーシーズンのもので、ポストシーズンではサイクルヒット達成者がいません。

メジャーリーグでの日本人選手での達成は、2020年時点では、2019年6月13日の大谷翔平選手のみとなります。

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