ローコードとは
ローコードとは、フレットのネック側のだいたい1~4フレットで抑えるコードのことです。
ギターでコードを抑える際には基本になるコードの抑え方になります。
開放弦を含むことが多く、形さえ覚えてしまえばコード弾きをするのならば簡単です。
逆の意味で使うのがハイコードですが、ハイコードはセーハしてローコードの形を平行移動する押さえ方のものを言うことが多いです。ただ、ハイコードでもセーハせずに開放弦を上手く使ってコードを弾くことも可能です。
開放弦を使用するハイコードは、指板のどの場所がどの音なのかわかっていることと、コードの構成音がわかっている必要があるので、少し難易度が高い方法ではあります。
このローとハイの使い分けは人によって違うことがあるので、結構曖昧です。会話するときはちょっとめんどくさいな~と思います。この人どんな意味で使ってるのかな~と探りながらになったり。
開放弦を含むものはローコードでバレーコードがハイコード、という人もいますし、そういう人は開放弦を含むハイコードのことはオープンコードと言って区別したりとか。なんか良くわかりません。
まあ、なんとなくネックに近いほうの抑え方をローコードで、遠くなっていくとハイコードって言うんだな~ぐらいが無難なのかなと思います。呼び方でいい争っても仕方ないので、その時々で上手く会話できれば良いのかなと。
基本のローコード
アコースティックギターの弾き語り本などを買うと、大体ローコードでのコード進行が載っています。
コード引きをする場合は、このローコードのコード進行が基本になります。
C⇒G⇒F⇒AM、みたないやつですね。
ローコードは開放弦を多くふくむため、指を動かす量が少なくても済み、少しコツをつかむだけで、スムーズなコードチェンジが可能になります。
例えばC⇒AMとコードチェンジをする場合、5弦3フレットの薬指を3弦2フレットに持って行くだけでよいからです。その他の指はそのままで、良いのでとても楽です。
エレキギターの場合は、カッティングとかパワーコードとかのほうが先に触るのかもですが。