ツーシームとは
ツーシームとは野球の球種の1つで、速球に近い球速を持ち、投げた腕のほうに曲がるボールになります。野球の球種で、ファストボールの一種です。
右ピッチャーの場合は右に曲がるため、右バッターに対してはインコースに投げれば懐に食い込む球に、左バッターのアウトコースに投げれば、外に逃げていく球になります。
右ピッチャーが右バッターのアウトコースにボールゾーンからストライクゾーンにいれた場合はバックドアになります。
速い球速でバッターの手元で変化するので、打ち損じでゴロを打たせることができます。
右ピッチャーの左バッター対策
故野村克也氏は良く左に曲がる持ち球があるのならば、その逆に曲がる球種も習得しなさいと、様々なメディアで語っていました。
そういう意味で、右ピッチャーが左バッターに対峙したときに、外に逃げる球種を持っているということはそれだけ有利になります。
昔はシュートはひじによくないみたいなことを語る選手が多かった気がしますが、そういった当時から野村氏はこの持論があったようです。
最近ではツーシームを投げるピッチャーが日本でも増え、配球に幅が広がったように感じがします。
ツーシームのバックドア
右ピッチャーのツーシームは右バッターに対して、インコースに投げれば懐に食い込みますが、アウトコースのボールゾーンに投げれば、変化してストライクゾーンに入っていく軌道をとります。
これをバックドアと言います。
バッターからみたら遠い場所からストライクゾーンに入ってくるため、裏口という意味のバックドアと呼ばれています。
NPBでは昔あまり見ませんでしたが、日本の選手がメジャーリーグに行き、メジャーリーグの情報が多く入ってくる中で、日本でも見られるようになりました。
