バグ(bug)とは
バグ(bug)とは、プログラムにある不具合や誤りのことを言います。ゲームはコンピュータープログラムです。そのため、ゲームのプログラム的な不具合に対しても「バグがある」という言い方をします。
バグの場所を特定し修正する作業をデバッグ(debug)と言います。デバッグを担当するひとをデバッカーと言います。
ゲームの進行に問題がないぐらいの小さいバグならば大きな問題にはならないのですが、ゲームが進行不能だったり、落ちてしまったり、無限ロードだったりは非常に困ります。
ファミコンなどの時代は、ネットワークにつないでゲームをする、なんてことはなかったわけで、ソフトとして販売したらバグがあってもそのままでしたが、現在ではネットワーク経由ですぐに修正パッチを当てることができるようになりました。便利な反面、ゲームが不完全な形でリリースされることも多くなり、ゲーム自体が落ちまくる、なんてことも昔に比べると多くなりました。
軽微なバグの場合は、ゲーム進行に逆に有利なものもあったりします。
RTAなどで昔のゲームは今でもプレイされていますが、発売から数十年たって初めて見つかったバグが原因で、チャートが大幅に更新されたり、なんてことも起こります。
また、バグのせいでクソゲー認定されたりと、様々な副次的な状況を生み出すのもバグの特長です。
バニーホップのように、バグなのにゲームによっては必須テクニックとして公式に認知されたり、良くも悪くもいろんなドラマを生み出すこともあります。
プログラムというものは非常に複雑で高度な技術を用いて作られています。その分、ミスも多くなりがちです。複雑なものほど完璧に仕上げるのは非常に難しいです。
そのため、今後もバグがないゲームはないでしょうし、ゲームをプレイする以上、ずっと付き合っていくものになります。
機材に影響を与えるバグ
物によってはPCの機材に過大な負荷をかけて壊してしまう…、なんてことも可能性としてあります。
以前、steamで個人の人が作ったと思われるゲームを買ったとき、全ての設定を負荷が少なくなるものにしたのに負荷が下がらず、グラフィックボードのファンが回りっぱなしになったので、そのゲームのプレイを諦めたことがあります。
個人で作っているものの場合、ハードウェアに対する影響を考えずに作られているものもあるんだな~となんとなく思った記憶があります。
また、とあるゲームの体験版では、ロード画面から先に進まず、グラボの使用率が高止まりして非常に怖かったです。サーバーにつなげての待機画面でワールドデータなどを読み込んでいたのでしょうが、その状態でサーバーにつながらずに処理が永遠に止まらないって感じでしたね。こちらもすぐに辞めました。
さすがに機材が壊れるバグはやめて欲しいよな~と思います。