マウンド(Mound)とは
野球のマウンドとは「ピッチャーズマウンド」(Pitcher’s mound)の略で、投手が投球する指定の場所のことです。
上部から見ると円形になっていて、土を盛って周囲よりも高くなっています。
マウンド(Mound)という英語は、土砂や石などで作られた人工的な山や丘というような意味で、それが転じて野球のマウンドという使われ方をするようです。
高い所から投げるほど、ボールには角度がつきます。そのため、マウンドの高さは既定で決められています。歴史的には、ピッチャーに有利になりすぎないように、少しずつ低くなってきたようです。
類似競技のソフトボールでは、マウンドではなくグラウンドと同じ水平面に円を描いたピッチャーズサークルから投球します。
マウンドの形状
形状はルールによって決められています。ルールが変わると変わります。
2021年では以下です。
- 直径:18フィート(5.4864m)
- 高さ:10インチ(254mm)
- マウンド中央に投手板を設置。横:24インチ(609.6mm)、縦:6インチ(152.4mm)
- 本塁の五角形の先端から投手板の本塁側の縁までの距離は60.5フィート(18.4404m)
NPB(日本のプロ野球)の場合、マウンドの傾斜・固さは球場によって違うようです。