ノーコンとは【野球用語集】

スポーツ野球

ノーコンとは

ノーコンとは投球や送球のコントロールが悪いことです。

投手の場合、ストライクゾーンに入らない、フォアボールが多い、キャッチャーのサインと違うところに行きやすい、などが当てはまります。

コントロールの悪いピッチャー自体を指すこともあります。

ノーコンは和製英語のようですがno controlで辞書に出ているものもあるため、イマイチわかりません。野球系の海外のページを見限りではno controlは少なそうです。

海外の野球のサイトでたまに見るのがlack of controlやpoor controlという言葉でした。

コントロールの悪いピッチャーの場合、投げた本人もどこに行くかわからないので、捕手のサインを読もうとしても、コースに関しては予測が難しく、うまい具合にストライクゾーン付近に集まってくれた場合は良いピッチングになったりします。そういったボールを荒れ球と言ったりします。

ノーコンになってしまう理由は、技術的な問題ももちろんありますが、体力的な問題や精神的な問題もあり、一概には言えません。

コントロールの悪いピッチャーはフォアボールやデッドボール、暴投が多くなる傾向にあり、球数も増える傾向にあります。球数制限が主流になってきた現代においては、それだけでもハンデになります。

近年では阪神の藤浪晋太郎選手がコントロールの悪いピッチャーとして名前が上がりますが、実力としては非常に高いものをもっているため、難しい問題でもあります。

ノーコンでも優れた成績を出すピッチャーは存在し、元ヤクルトの石井一久さんのようなピッチャーもいます。

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