ヘッドスライディングとは
ヘッドスライディングとは頭からベースに滑り込むことです。ヘッスラと略されることもあります。
英語ではhead first slideというそうです。
ヘッドスライディングは非常に危険なプレイです。指、腕、肩などを怪我しやすく、致命的な怪我をしたプロ選手もいたりします。
高校野球では、最後の打者がすでにアウトとわかっていても、お約束のように一塁にヘッドスライディングをするなんてこともありました。「アピール」や「チームを鼓舞する」など、様々な理由が言われたりします。
技術して完成されているプロ選手の中には、ヘッドスライディングを好むという人もいたので、一概に悪いというわけではないプレイです。ただし、ヘッドスライディングをしないと公言するプロ選手もいたりで、議論になりやすいプレイの1つです。
また、一時期は一塁を駆け抜ける方が速いか、ヘッドスライディングをしたほうが早いかなどで良く論争になっていました。
以前はヘッドスライディングの方が遅いというのが定説でしたが、最近では研究が進み、きちんとした技術があればヘッドスライディングの方を速くすることができるなんて、論文もあるので、それらを読んでみると良いかと思います。