フォアボール(四球)とは【野球用語集】

スポーツ野球

フォアボール(四球)とは

フォアボールとはピッチャーがひとりの打者にボール球を4球投げて、一塁への進塁権を与えることです。四球とも言います。

フォアボールは和製英語で、base on balls、単純にwalkなどと表記します。ball fourと言ったりもするようです。

バッターは一塁ベースに向かいます。触れないといけないです。

また、すでにランナーがいる場合は1つ押し出される形で先の塁に進むことができます。そのため、満塁の場面でフォアボールを出す(押し出し)と1点入ります。

コントロールが良くないピッチャーはフォアボールが多いです。

「K/BB」フォアボールを使用したコントロールを測る指標

「K/BB」という指標があります。

「K/BB=奪三振÷与四球」で、奪三振を与四球で割ったものです。

Kはstrikeout、BBはBase on Ballsです。

1つフォアボールを与える間に、どれぐらいの三振を取ったかという指標になります。

三振とフォアボールはピッチャーの力に大きく左右され、その他の要素の影響が少ない指標です。

そのため、投手の制球力を表す指標として使われます。

敬遠と申告敬遠

わざとフォアボールを出すことを「敬遠」と言います。

キャッチャーが立ち上がって、あからさまなボール球を4球投げるものもあれば、勝負しているようで、全部外側に外して敬遠しているというのもあります。

また、守備側にとってカウントが悪くなったら(ボールカウントが先行したら)無理せずにボール球を投げてしまうということもあります。その場合はわざと四球にしたのか判別しづらい時もあります。

以前は敬遠であっても、ボール球を4球投げるのが普通でしたが、MLBでは2017年に、日本では2018年に「申告敬遠」というルールができました。

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